『いろは』

クーラーが効いた僕の狭い部屋は 6畳とちょっと少しの普通の部屋

でかんたんな麦茶と鮮やかなアイスは 僕を簡単にとろけさせた

 

クーラーも効かないよく知らない教室は 壁が見えないほどの広い部屋で

簡単な色の鮮やかなシャツは 僕を簡単にとろけさせた

 

 

簡単に見せた君の笑顔は 僕にとっては悩ましい

青春のいろはよ

 

クーラーだってないあの広い校庭と 吸い込まれるほどに映える白と青

簡単な僕と鮮やかな君は 僕を簡単にとろけさせた

 

大きな雲のような僕の愚かな気持ちは

あなたの心に触れたくなるような

切ない感覚は

 

 

色あせて見えた あの夕焼けがさ 苦しくって仕方ない

青春のいろはよ

 

 

赤く染まった雲と 残る空の青さは 混じり合わないのかなんて

ラララ

切ない感覚は

 

 

窓を開ければカーテンが揺れて 赤く染まった廊下に一人 君の横顔

 

僕だけに見せた君の涙は 辛くって仕方ない

青春のいろはよ 

青春のいろはよ

 

 

クーラーが効いた僕の狭い部屋は 6畳とちょっと少しの普通の部屋で

簡単な麦茶と鮮やかなアイスは僕を簡単にとろけさせた